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私と私の猫の他は誰でも隠し事を持っている

野良プログラマ発、日々のアウトプット

MuseScore ver.2 のギタータブ譜機能を試してみた

使ってみた 音楽

全国の撥弦楽器愛好者に朗報です。オープンソース&無料の楽譜作成アプリ、MuseScore (ミューズスコア)のバージョン2が先ごろの3月にリリースされて、かねてから予告されていた待望のタブ譜機能が正式に実装されました! ギターやウクレレ、その他を多少嗜む身としては本当にグッドニュースです。音楽的な表現に慣れ親しむという意味で五線譜の楽譜を蔑ろにすべきではないと思いつつも、アコースティック・ギターなんかは変則的なチューニングを用いることが多く、どうしてもタブ譜が欲しい時があるのですよね…

という訳で、早速試してみることにしました。お題は、戦前ブルーズの巨人、ブラインド・ブレイクの「ポリス・ドッグ・ブルース」のイントロを、五線譜とタブの二段構成で作成してみるというものです。

スコア書類の作成

先ず五線譜とタブの二段形式のスコアを新規作成します。メニューから[ファイル]>[新規作成…]を選択して、表示されたダイアログにて曲名や作曲者名等を適宜入力して、ボタン[次へ]をクリック(↓)。
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テンプレートの一覧から「Solo」というグループにある「Guitar + Tablature」をクリックして選択(↓)。
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「ポリス・ドッグ・ブルース」はキーが D (ニ長調)なので、調号からシャープふたつを選択して、ボタン[次へ]をクリック(↓)。
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拍子・小節数はデフォルトのままで、ボタン[完了]をクリック(↓)。
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はい、五線譜とタブの二段スコアのひな形ができました(↓)。
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チューニングの変更

この曲のギターはレギュラーチューニングではなくオープン D という、6弦から順に DADF#AD に合わせる変則チューニングなので、その設定が必要になります。タブ譜の上でマウスを右クリックして、コンテクストメニューから[譜表のプロパティ]を選択します(↓)。
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このダイアログの左下あたりにあるボタン[文字列データの編集…]をクリックすると、ギターの調弦が表示されたサブダイアログが表示されます(※ヘンな表記ですが多分「弦(Strings)」が「文字列」に誤訳されているのでしょう)。この値(6弦なら E2)をダブルクリック → 表示された音符選択ダイアログで変更する値(6弦なら D2)をダブルクリック、という手順で各弦を必要に応じて調弦を変更します(↓)。
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はい、この通り DADF#AD へのチューニング設定が完了(↓)。
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あと、チューニングに合わせて「使用可能な音高の範囲」も設定しておいたほうが良さげ(音符入力の際にこの範囲を逸脱すると赤くエラー表示されてしまうので)。5フレットでのハーモニクス等考えると、D2 〜 D6 とかにしておけば良いかと(↓)。
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音符の入力

あとは音符を入力していくだけです。タブ譜の先頭をクリックして選択状態にしておいて、メニューバーから音符入力ボタンをクリックするか、n キーを押して、音符入力モードに入ります(↓)。
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音符(というかタブ譜なのでポジション番号)の入力位置が青く表示されますので、音符の種類(4分,8分etc)をメニューバーから選択してポジション番号をキー入力します。カーソルキーの←・→で左右位置が、↑・↓で弦の移動ができるので、これらの繰り返しでどんどん音符を入力していきましょー(↓)。
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そんな感じで黙々と入力していったら、こんな感じでイントロ部分が出来上がりました(↓)。
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…と、必要最小限ですがタブ譜の作成手順でした。説明した以外でも、繰り返し記号やタイ・スラー等はどうやって入力するの? 的なギモンがあると思いますが、その辺は通常の楽譜機能に属する事柄なので、純正のハンドブックから学んで頂ければと。自分でも MuseScore は初心者レベルなので、これからどんどん使い倒して、獲得したノウハウは共有して行こうと思ってます。そんな訳で、今日はここまで!