わたねこコーリング

野良プログラマ発、日々のアウトプット

2022年第4四半期 プライムビデオで観た音楽系コンテンツ

あけましておめでとうございます。突然ですが、ブログ名を変更します。長ったらしい名前は憶えてもらいにくいし、自分自身でも何だか鼻につくように思えてきたので。旧名「私と私の猫の他は誰でも隠し事を持っている」をぎゅっと縮めて一寸カワイイ感じに改め「わたねこコーリング」となりました。どうぞよろしく。

さて、四半期恒例の音楽系アマプラビデオのミニレビューを。昨年10〜12月に観たやつですが、いつものようにネタバレ御免です。ご容赦を。

What Drives Us

フー・ファイターズデイヴ・グロールがメガホンをとった、ロックミュージシャン達がバンで移動しながらツアーする日々を切り取ったドキュメンタリー。出演者はフー・ファイターズ全員、リンゴ・スター、フリー(レッチリ)、ジ・エッジ(U2)、ベン・ハーパー、ラーズ・ウルリッヒ(メタリカ)、ブライアン・ジョンソン(AC/DC)、ダフ・マッケイガンとスラッシュ(ガンズ)、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、セイント・ヴィンセントという顔ぶれ。ロックスターの華々しいステージと日常生活の中間のような空間・時間の中で、皆が思ったであろう「何で俺こんなことしてるんだろう」という問いを掘り下げた作品だと理解しました。

ジュディ 虹の彼方に(字幕版)

ジュディ・ガーランドの晩年にフォーカスした伝記映画。挟み込まれるかたちで子役時代も描かれるけど、それはどうしてこんな乱脈で横暴な性格になったのかを説明する文脈。「オズ」「スター誕生」等の華々しい側面の描写は無しで、ハリウッド・スターシステムの悲惨さばかりが強調されているので、観終わった後はやるせない感情しか残らないかも。

最後にして最初の人類

2018年に没した作曲家、ヨハン・ヨハンソンが監督と音楽を手掛けた、SF 映画。遺跡かオブジェ建築をねめまわすようなモノクロ映像に、音楽と未来の人類からのメッセージがナレーションとして流れるアートフィルム的な作品。原作は英国のオラフ・ステープルドンという作家による1930年のものだそうですが、もちろん読んでませんw

Prime Live Events: Blondie Live at Round Chapel

1980年前後のポップアイコン、ブロンディの、2017年頃にロンドンで開かれたシークレットライブ? 1997年に再結成してアルバムも数枚出し、それなりヒットしてたとは知りませんでした。ふなっしーみたいな体型になったデビーは声が出てなくて痛々しいですが、なんだか応援したくなりますね。難病に罹っていたというクリス・シュタイン(ベース)が元気そうでよかった。

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(字幕版)

バンドで成功を収めた過去もあるロック親父2人が、音楽で世界を救う使命を負わされてしまい、未来の自分達が作っているであろう最高傑作を探しに時間旅行しつつ、妻子とも絆を深めるというドタバタ劇。どうも話が見えないと思ったらシリーズ3作目とのこと(2作目からは30年程経過)。おバカ映画な割には大して笑えなかったので、シリーズを遡って観ようとまでは思いませんでした。しかしキアヌ・リーヴスって、こんなのにも出てたんだ…

ぼっち・ざ・ろっく!

2022年第4四半期アニメの中では高評価だったみたいです。コミュ障故に表現に向かっていくというのはリアルでもありがちだけど、これが本作のキモであるならギャグを散りばめるよりはもっと内面に深く切り込んで、「けいおん」と差別化して欲しかった気が。最終回のワンカップスライドが良かったでつw

【番外編】

デッド・ドント・ダイ(字幕版)

トム・ウェイツイギー・ポップが出演してるゾンビ映画。別に音楽は演ってません。ホームレスのトム・ウェイツが毒づいたり、イギー・ポップは「コーヒー」と繰り返すだけですが、姿を観るだけで楽しいですw