皆さん、引き籠もり生活エンジョイできてますか? 先頃、バンジョーギタレレというヘンな楽器をポチッてしまったので、評価レポートしてみます。こいつです↓。
テナーバンジョー奏者の CD を聴いてたら楽器も欲しくなってしまい、アマゾンをウロウロしてて偶然みつけたものです。要はテナーウクレレサイズなギター(所謂ギタレレ)のバンジョー版なのですが、これはありそうでなかなか見た事が無かったので「珍楽器は一期一会」の掟に従ってポチりました。お値段もリーズナブルですしね。
製造元は、中国の Beijing Palace Musical Instrument (北京王宮楽器?)という会社の Musoo というブランドです。製品ラインナップを見るとなかなか多彩。ギブソンやフェンダー、オベイション、テイラー、コールクラークと様々な有名ブランドの意匠がマッシュアップ(笑)された、昔のジャンプ裏表紙広告な感じですなw
ポチったのが先月中頃なので、こういう時期だから時間がかかりそうだなーと思ってたらこんな箱(↓)が10日足らずで届いたので、ちょっと驚きでした。
早速取り出して上から下までチェキラウト! ちなみにケースは付いていません。
ヘッドのデザインは他の製品群には無い、波型が付いたギターヘッド型なんだけど、プロトタイプ的な製品なのかな? バイオリンベースで有名なホフナーを連想させるので、ビーオタとして無意味に嬉しいですw ブランド刻印が無いのは潔いですねw
ペグはグローヴァーっぽい形のノンブランドもの。ビンボー症なので保護の白いビニールも貼ったままw 調弦してみて特に不都合はありませんでした。
アマゾンの商品説明にはナイロン弦とありましたが、実際はブロンズ弦(たぶんミディアムクラス)が張ってあり、ナット溝もスティール弦仕様でした。
ナットからブリッジまでの弦長は約420mmで、通常のギタレレより少し短め。指板・フレットもやはりスティール弦仕様でアールが付いてます。
ドラムヘッドはちゃんと REMO なのでお値段の割に頑張ってる感じ。光沢有りタイプです。弦のテンションが強すぎるのか、ブリッジの所でスキンがけっこう凹んでしまってるのがちょっと心配。
ボディはサペリ合板だそうで、昨今のエントリー〜ミドルクラスの楽器ではポピュラーらしいです。裏板も省略されずに貼ってあるのですが、ここは樹脂かな? バンジョーなので材による鳴りの良し悪しまではよく分からないのですが、普通に良いと思いました。
テールピースはご覧のように、弦のループエンド(えっ?ww)をボディの金具に引っ掛けてあります。これって弦交換めんどくせー! 多分ボールエンドな弦をテールピースに通すだけでも大丈夫だと思うので、次の交換でやってみようっと。
さて、弾いてみました(↓)。4・5弦がビビり気味なのが不満ですね(どこでビビってんだろ…)。音程はまぁまぁ(低音弦はちょっと甘いかな)で、爪や指頭での指弾きはどうもパンチに欠けるというか、ピックを使った方が実用的な音になる印象です。もともとテナーバンジョー代替という感じでフラットピック弾きを想定してたので、自分的にはオッケーです。貼ってあるブロンズ弦はちょっとキツ過ぎな気がするので、次はニッケル弦で試してみようと思ってます。
という訳で、中華製バンジョー・ギタレレのレポートでした。引き籠もり生活はまだ暫く続きそうなので、連休頃までに1曲仕込んでつべ公開しようと思います。皆様も元気に明るく、サバイブしていきましょうねー。