ここ5年ほど週末の夜は安ワイン片手にプライムビデオという、ネイティブ・ウィズコロナな Mariyudu です。おつまみはロルフのベビーチーズが美味いでし。
さて、映画は全然詳しくないのですが、音楽成分多めだと何やら一家言めいたことが書けそうなので、今年1〜6月に観た音楽モノを備忘録的に書き留めておきます。ネタバレとかを気にしない大雑把な性格なので、その辺にナイーブな方はご注意を。
バンドスラム
青春映画としては直球じゃないけど、ミニシアター系と括るにはオープンで小難しくない。主人公がバンドメンバーじゃなくてマネージャー兼プロデューサーってヒネリがイイですね。ハッピーになれます。
ジャージー・ボーイズ(字幕版)
「君の瞳に恋してる」のオリジネイター、フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズの伝記映画。成功者の例に漏れず、米芸能界という超モンスターなスターシステムに引き裂かれていく様がやるせないです。監督はクリント・イーストウッドなのですな。
グレン・ミラー物語(字幕版)
なにせ'54年作なので寝てしまうかもと思ってたけど、昨今の作品のように凝った展開がある訳でも無いのに普通に楽しめました。戦前〜戦後という時代背景の濃さ故ですかねー。プライムのラインナップには古い映画も多いのだけど、音楽モノが意外に多いという発見も。
グレイトフル・デッドの長く奇妙な旅 [全6話]
自分には長い間、気にはなるけどのめり込むことが出来ないビミョーな位置にいるバンド、グレイトフル・デッド。そんな彼らのドキュメンタリーを観て、バンドの成り立ちや経過、デッドヘッズ達との関係等については理解が深まった気がするけど、デッドをさらに好きになる・なろうという気持ちはやっぱり起こらなかったです。やっぱりこのバンドは不思議だ…
ロケットマン (字幕版)
当初、エルトンの代表作「君の歌は〜」をそれ程良い曲だとは思ってなかったのだけど、後年にデビュー作から通して聴いた後でようやく文脈が腑に落ちたことを思い出します。という訳で複雑この上ないパーソナリティとバックボーンを背負った孤高のポップスターの半生を描いた作品なのですが、ミュージカル仕立てもそれほど濃くはなく、観やすかったです。期待していたジョン・レノンとのコラボに関しては言及なし。普通なら死後に明かされるようなスキャンダラスなあれこれが、本人生存中の大放出。やっぱり凄いスターですわ。